雑節の日付も国立天文台の暦要項に載っています。2027年は節分が2月3日、春の彼岸入りが3月18日(中日は春分の日の3月21日)、八十八夜が5月2日、入梅が6月11日、夏の土用入りが7月20日、二百十日が9月1日、秋の彼岸入りが9月20日です。2026年の秋の土用入りは10月20日で、立冬(11月7日)の前日までが土用です。
- 彼岸は中日の前後3日
- 土用は立○の前日まで
- 八十八夜・二百十日は立春から数える
- 暦の入梅と梅雨入りは別
雑節とは何か
雑節は、二十四節気とは別に、季節の移り変わりをつかむために使われてきた暦日です。国立国会図書館の「日本の暦」では、節分を立春の前日、彼岸を春分・秋分の前後3日ずつの計7日、土用を立春・立夏・立秋・立冬の前18日間、八十八夜と二百十日を立春から数えてそれぞれ88日目・210日目の日と説明しています。
入梅・半夏生・土用入りは、国立天文台の暦要項では太陽黄経(入梅80度、半夏生100度、土用入りは297度・27度・117度・207度)で日時が示されています。
2026年・2027年の雑節一覧
| 名称 | 太陽黄経 | 2026年 | 2027年 |
|---|---|---|---|
| 土用(冬の土用入り) | 297度 | 1月17日(土) 12時03分 | 1月17日(日) 17時46分 |
| 節分 | ― | 2月3日(火) | 2月3日(水) |
| 彼岸(春の彼岸入り) | ― | 3月17日(火) | 3月18日(木) |
| 土用(春の土用入り) | 27度 | 4月17日(金) 9時01分 | 4月17日(土) 14時36分 |
| 八十八夜 | ― | 5月2日(土) | 5月2日(日) |
| 入梅 | 80度 | 6月11日(木) 6時14分 | 6月11日(金) 11時50分 |
| 半夏生 | 100度 | 7月2日(木) 5時04分 | 7月2日(金) 10時49分 |
| 土用(夏の土用入り) | 117度 | 7月20日(月) 0時48分 | 7月20日(火) 6時37分 |
| 二百十日 | ― | 9月1日(火) | 9月1日(水) |
| 彼岸(秋の彼岸入り) | ― | 9月20日(日) | 9月20日(月) |
| 土用(秋の土用入り) | 207度 | 10月20日(火) 18時13分 | 10月21日(木) 0時10分 |
暦要項に時刻の記載がない雑節は日付のみです。曜日は当サイトで付けました。
彼岸の7日間
暦要項に載っているのは「彼岸入り」の日です。中日は春分日・秋分日で、そこから3日後が彼岸明けになります。中日は祝日の春分の日・秋分の日と同じ日です。お墓参りや法要の予定を立てるときは、彼岸入りから彼岸明けまでの7日間を表で確認します。
| 彼岸入り | 中日 | 彼岸明け | |
|---|---|---|---|
| 2026年 春 | 3月17日(火) | 3月20日(金) | 3月23日(月) |
| 2026年 秋 | 9月20日(日) | 9月23日(水) | 9月26日(土) |
| 2027年 春 | 3月18日(木) | 3月21日(日) | 3月24日(水) |
| 2027年 秋 | 9月20日(月) | 9月23日(木) | 9月26日(日) |
土用の期間
土用は年に4回あり、それぞれ立春・立夏・立秋・立冬の前日までの期間です。暦要項には土用入りの日時が載っているので、次の節気の日付と合わせて期間を確認します。2027年は立夏・立秋・立冬が2026年より1日遅いため、春・夏・秋の土用の終わりも1日後ろになります。
| 土用入り | 次の節気(土用はこの前日まで) | |
|---|---|---|
| 2026年 冬の土用 | 1月17日(土) | 立春 2月4日(水) |
| 2026年 春の土用 | 4月17日(金) | 立夏 5月5日(火) |
| 2026年 夏の土用 | 7月20日(月) | 立秋 8月7日(金) |
| 2026年 秋の土用 | 10月20日(火) | 立冬 11月7日(土) |
| 2027年 冬の土用 | 1月17日(日) | 立春 2月4日(木) |
| 2027年 春の土用 | 4月17日(土) | 立夏 5月6日(木) |
| 2027年 夏の土用 | 7月20日(火) | 立秋 8月8日(日) |
| 2027年 秋の土用 | 10月21日(木) | 立冬 11月8日(月) |
暦の入梅と、気象庁の梅雨入りの違い
暦の入梅は太陽の位置で決まる日付で、2026年・2027年とも6月11日です。一方、実際の梅雨入りは気象庁が地域ごとに発表します。気象庁は、予測に基づく速報とは別に、梅雨の季節が過ぎてから実際の天候経過をもとに梅雨入り・梅雨明けの時期を検討し、確定値として公表しています。洗濯や行楽、農作業の段取りには、暦の入梅ではなく気象庁の発表と予報を使います。
確認先・問い合わせ先の選び方
日付の根拠は国立天文台 暦計算室の暦要項、雑節の意味は国立国会図書館「日本の暦」が確認先です。寺院の彼岸会や地域の行事は、暦の日付とは別に主催者が日程を決めていることがあるため、参加する行事の案内を直接確認してください。
出典・確認先
- 国立天文台 暦計算室・令和8年(2026)暦要項 二十四節気および雑節(2026-10-13確認)
- 国立天文台 暦計算室・令和9年(2027)暦要項 二十四節気および雑節(2026-10-13確認)
- 国立国会図書館・日本の暦「二十四節気」(雑節の説明)(2026-10-13確認)
- 気象庁・過去の梅雨入りと梅雨明け(2026-10-13確認)
日時は国立天文台 暦要項(中央標準時)の値です。彼岸明けの日付は「春分・秋分の前後3日」の定義から当サイトで数えました。
事実と見通しを分けて、一次情報も確認しよう。